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2014年04月28日

●成長土台

先日弊社のお客様と社員の「育成」についての話になりました。上の立場になればなるほど「右腕」の存在を欲しくなるものですが、自分と全く同じものを求めてはうまく行きません。

どれだけ教育しても、自分と同じ人は作れないんですね。いくら使命が身にしみていても、いくら意識レベルが同じでも、いくら想いに賛同していたとしても、自分と全く同じ考え方はしてくれません。行動も然り…。


だから、できれば無いものを「補う」形の方がうまくいくんではないかと思います。お互いに持っていないもの、苦手な部分を補完しあう…性格も含めてです。大雑把な人の良いところと神経質な人の良いところが組み合えば、きっとうまくいくと思いますしね。

ただ、意識レベルだけは同じレベルにしておく必要があります。意識レベルに違いがあると成長速度や成長度合いに違いが出るからです。もちろん、ここでいう意識レベルは「自主性」も含めてです。自分で「成長したい」と思っているかどうかって部分ですね。

成長しない人はいくら指導しても成長しません。反対に、成長する人は何もしなくても勝手に成長していきます。だから、会社側としては「成長できる土俵」だけを準備してあげればいいんですね。そういう意識を持っている社員は勝手に成長していきます。

片腕が欲しいと思ったら、ただ社員をそのように教育するんではなくて、社員が自主的にその気が出るような方向に持って行くのが早道です。





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