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2013年11月12日

●if…

昨日親知らずを抜歯してきました。昔と違って今は麻酔が痛くないんですねー…昔は麻酔の注射が痛くて痛くて、なんのための麻酔かわからなかったもんですが…。^_^;

麻酔が切れた後も思ったより痛くなくて、こんなんならもっと早く抜いておけばよかったかな…と。ただ、血が止まらなくて難儀しましたけどね。


抜歯の前日、息子に「生きて帰ってきてね」と言われたんで、「出血多量で帰ってこれないかも…」なんて笑いながら話をしてたんですが、たまにはこうやって「居るべき人が居なくなった時」の事を想像させるってのも必要なんじゃないかと思います。決していじめとかじゃなくてね。

僕なんかもそうなんですが、「親は居る」のが当たり前だと思っていました。「助けてくれる」のが当たり前だと思っていたんですね。でも、当然いきなり居なくなる事だってあり得るわけです。そうなった時、残された人ははたしてどう考えどう動くのかと…。悲しいのは当たり前なんですが、特に小学生くらいの子どもの場合は「残された片親」への依存度が高くなってしまうんじゃないかと思います。

いい機会だったんで「もしパパに何かあったらママの事はおまえが守って行くんだぞ」なんて話もしましたが、こういう会話をしておくと、もし本当に万が一の事があってもこの時の会話を思い出して自立の方向へ動いてくれるかなと…。まぁ実際に助けられるかどうかは難しい問題ですが、そういう意識を持っておけば「助けられるのが当たり前」という意識は消えるような気がします。

単なる抜歯から重い話になっちゃいましたが、これは決して大げさな話じゃなく明日はどうなるか誰にもわからないわけです。もちろん不幸な事なんて起こらないのが一番ですが、「もし」「万が一」って事は常に意識しておく必要があるかなと思います。





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