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2013年10月03日

●視点

先日あるお客様とお打ち合わせをした時に、社長の言葉にハッとさせられました。「本当にいい商品ってのはどんな商品だと思う?」って問い掛けられたんです。

「いい商品」って定義が難しいんですが、基本的にお客様の問題点を解決するようなもので、広く受け入れられている(たくさん売れている)ものはいい商品なんじゃないかなと思ったんですが…視点を変えると「売れている商品」というのは売れれば売れるほど先行きが怪しいんだそうです。


単純に考えれば多くの需要を満たすような商品はいい商品に思えますが、それは消費者にとってはいい商品であっても企業にとっては必ずしもいい商品ではないそうです。

その理由は…爆発的に売れればすぐに真似されて、市場がグチャグチャになってしまうからだそうです。企業からすれば細々とでも長い間売れ続ける商品がいい商品なんだそうで、「なるほど、そういう見方もあるか」と思いました。

そういう意味では簡単に真似されないユニーク(unique)な商品ってのが本当にいい商品なんじゃないかなと思いますが、これが簡単に作れれば苦労はないですよね…。いずれにしても、視点の持っていき方だけで色々な考え方が出てくるなと感じた出来事でした。





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