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2012年12月10日

●吉田兄弟

昨日は吉田兄弟の演奏を聴きに行ってきました。吉田兄弟は津軽三味線という伝統楽器を使って、様々な事に挑戦し続けているアーティストです。以前、MONKEY MAJIKとコラボした曲を出した事があって、一度聴いてみたいと思ってたんですよね。そしたら江南市に公演に来るという事でしたので、これ幸いと聴きに行ってきました。

聴きに来ている人たちはほとんどが高齢の方達ばかりでしたが、まぁ当然といえば当然ですね。津軽三味線の演奏ですから。おそらく純粋な津軽三味線ファンの方も多かったと思うのですが、そんな方々を差し置いて一番前の席で演奏を聴く事が出来ました!(大迫力でした。)


演奏自体も素晴らしいものでしたが、僕が感銘を受けたのは吉田兄弟の姿勢です。基礎となるものはしっかりと学びつつ、何か一歩はみ出そうとする…古き良きものを大事にしつつも、新しい事にもチャレンジしようとするその姿は本当に素晴らしいと思いました。

伝統や積み重ねは大事です。でもいつかその殻を破っていかなくてはいけません。吉田兄弟は「守・破・離」を実践しつつも奇をてらっていないというか、「守」をすごく大事にしている印象も受けました。

他と同じ事をしていては、その中の競争で終わってしまいます。でもその世界から一歩横道にそれれば、第一人者になれる可能性もあるのです。ただそのそれ方が問題で、大きくそれてはダメというか王道との距離感が重要なんですよね。

型にはまってるなと感じたら、少しはみ出してみるのもいいのかもしれません。





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コメント

この人達、いつか聴いてみたい!と、思っておりました。
未だ聴いた事が無いのですが、今度ブルーノートに轢きに来るみたいなので、気になってはいます。。。。(汗)

個人的には…三味線だけの演奏よりも、ベースやドラムと融合したバンド形式のセッションの方が、より楽しめるような気がします。(^o^)/

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