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2012年06月07日

●不在の時間

弊社はだいたい月末と月初めにお客様まわりをしています。なので、先週は今週とお打ち合わせメインの週でした。外回りの時って打ち合わせが終わってから(事務所に帰ってから)通常業務をするので、非常にしんどいんですよね…。

で、お客様とのお打ち合わせはだいたい右腕の川島と2人で行くんですが、なんで2人で行くかって言うと…現場は生きた教材そのものだからです。お客様との受け答えの中から学べる事は多いですし、対応の仕方なんかを学べる場でもあります。…まぁ息抜きの意味合いもありますけどね。^_^; あんまり事務所に篭ってばかりだと息が詰まりますから。


ただあまりにも忙しい時には、当然どちらかが1人でまわる形になります。先週と今週もある案件のデザイン案提出が迫っていましたので僕が1人でまわっていたのですが、外にはなるべく僕が出るようにしています。なんでかと言いますと…トップがいつもいると、気が張り詰め過ぎちゃうと思うんですよね。もちろんそういう空気が大事な場合もありますけど、ことデザインに関してはリラックスしていた方がいいデザインが浮かぶ場合も多いです。

僕もプログラミングをしていたからわかるんですが、いいアイデアが浮かぶ時というのは「脳が100%働いている時」か「0%働いている時」のどちらかです。ピリっとした環境も大切ですけど、リラックスできる環境というのも必要なんです。だからこそ、僕は意図的にトップが不在の時間を作るべきだと思いますし、会社が軌道に乗ってしまえば1ヶ月くらい不在する時間を作ってもいいと思っています。その方がスタッフが成長しますよ。

トップが不在する事は別に悪い事ではありません。そりゃ、遊びで不在するばかりのトップじゃダメですけど、考えがあった上で不在するのはアリだと思いますよ。





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コメント

不在ばかりの本部では、スタッフが伸び伸びと仕事をしているようです。ジェラシー・・・。

トップがいない方がいい事も多いですよね。寂しくもあり、嬉しくもあり…。

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