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2012年03月13日

●寛恕

感情のコントロールって難しいですよね。些細な事でイラッとしたり、ムカッとしたりもします。でも「怒り」っていうのは基本的に負の感情ですから、なるべく出さない方がいいんですよね。

愚痴なんかもそうですけど、こういった負のエネルギーは新たな負を呼び込みます。だからなるべく表には出さない方がいいんですが、貯めすぎてもいけませんし、そもそもコントロールしにくいのが負の感情なんですよね。

じゃあ、こういう負のエネルギーが出そうになった時はどうすればいいかと言うと…正のエネルギーに変換すればいいんです。


ではどうやって変換すればいいかというと、それは「思いやり」や「許し」や「愛」だったりします。要は「恕」の心ですが、簡単なのは「笑顔」です。何かイラッとする事態があったとしても、一度笑ってみて下さい。そうすると怒っている自分がなんだかアホらしくなります。笑う事により優しい気持ちになれるので、許してしまうんですね。

例えば、前をトロトロと走っている車に出くわすケースは結構あると思うんですが、そんな時には「どけよ」と追い抜いたり、イライラしてビタづけするんじゃなく、一度笑ってみて下さい。「もしかしたら高齢者の運転かもしれない」「何か大切な荷物を積んでいるかもしれない」など、自分の都合だけじゃなく他人の状況に思いを馳せる事が出来ます。

これこそが「思いやり」の心であり、「」に通ずる心です。負の「感情」で接していくよりも、「寛恕」の心で接していきたいものですね。





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