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2010年09月09日

●上下関係

ダスキンの創業者である鈴木清一さんが、「長としての価値」についてこんな事を語っています。

「私のいちばんいやだと思うことは、上の人に対してペコペコして、下の人には権力できつくあたる人のことです。そんな上下の人間関係でなく、何が正しいのか、いや何が自分とふれる人に捧げることのできる愛情なのかを、常にことばにも行ないにも体あたりで出せる人間であってほしいものです。」

これはよくわかりますね。会社でも学校でも普段の生活でもどこでも、人には上下関係が存在します。単に能力が上とか下とかいう話ではありません。人間的に尊敬できる、師として仰ぐ事の意味合いも含めての上下関係です。


ただ、だいたいの人は権力に弱いです。力を持っている人には媚びてへつらったりする人も多いのではないでしょうか?そして、そういう人ほど下の者に対して自分の権力を誇示しようとするのです。

でもこれは間違っています。そういう関係ほど不誠実で脆いものはありません。人と人との関係は、もっと温かでもっとお互いを思いやる関係であるべきだと思います。(まぁ、そもそも人には「上」も「下」もないはずですけどね…福沢諭吉先生曰く。)

下の立場の人にこそ思いやりを持って接し、間違っても驕らないようにしていきたいものですね。





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