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2010年01月12日

●二番底

先日行われた経済三団体が共催する新年祝賀会では、景気に対する楽観的な意見と悲観的な意見が交錯しました。そりゃ業種によっての違いもあるんでしょうけど、大企業の見通しってきちんと底辺を見つめているのかどうか怪しいものです。

二番底って言葉もそうですね。二番底とは景気が底打ちしたと思われる状況から更に景気が落ち込む状況を言うようですが、そりゃ単なる見通しが甘いだけじゃないかと…。しっかりと底打ちを見分ける事が出来れば二番底なんて存在しませんよね?(まぁそんな簡単な話じゃないんでしょうけど…。)


個人的には、日本の大企業って色々な意味で甘いような気がします。社員とか下請けには厳しいんでしょうけど、自分たちに甘いような気がするんですよね。自社に都合のいいように政府の施策に注文をつけたり、最終的には国の援助を期待したり…いや、もちろん全てが全てそんな会社じゃないですけど、視点がずれているような気がします。

日本の経済を支えているのは大企業じゃありません。世の大半は中小企業や零細企業であり、そのような小さな企業が大企業を支えているのです。そしてそんな小さな企業が活性化してこそ、日本の景気は回復に向かうと思うのです。

FolksWorksは創業時より中小企業や零細企業を支える事に力点を置いてきました。それも、上記のような考えがあっての事ですが、大企業と対等に勝負できるのはネットの世界だけという事もあります。二番底が懸念される今だからこそ、中小企業や零細企業には頑張って欲しいと思っています。





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