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2009年12月07日

●イメージフレーズ

先日お伺いしたお客様の所では、メディアミックスの話になりました。主にメディアの誘導線についてのお話でしたが、今はホームページを軸にしたメディアミックス戦略を用いる事が多いです、というか主流になりつつありますね。

チラシもラジオも、TVコマーシャルもTVショッピングもホームページ誘導型です。このような場合、その広告における主目的は、「興味を持ってもらう」事の他に「キーワードを覚えてもらう」というものがあります。


興味を持ってもらったら、それをネット上で見つけてもらわなくては意味がありません。昔のように、紙とペンを持って連絡先(注文先)を控えようとする動きは減っています。何かキーワードを覚えておき、後でネット検索すればいいやという風潮なのです。

なので、興味を持ってもらったら、後はキーワードさえ記憶に残してもらえばいいという話になります。人は忘れやすい生き物なので、覚えておいてもらうのが結構難しいんですけどね…へたすると検索する事自体を忘れますし。

ちなみに、指定したキーワードで「検索して下さい」という手法はもう古いです。いくら検索窓をつけてキーワードを案内しても、その意図したキーワードを覚えていてくれる確率も、そのキーワードで検索してくれる確率も低いのです。これはあくまで会社都合なキーワードでしかありません。

それよりも断片的なイメージでいいから、何か強烈なイメージを残すように努めたがいいです。それは商品名でもいいし、商品の特徴でも何でもいいのですが、あくまでお客様都合のキーワード(フレーズ)にする必要があります。そしてそのようなキーワードでSEO対策をしておけば、ホームページを見つけてもらえる確率は上がります。

メディアミックス戦略もお客様都合で考えなければ失敗します。あくまで主役はお客様であり、お客様は気まぐれである事を認識しておく必要があります。





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