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2009年12月04日

●ジャネーの法則

12月も4日が過ぎました。今年もあとわずかです。本当に1年は早いですが、12月に入ると加速度を増して早いような気がします。なんか歳を取るほどそう感じますね。

以前に「生きる速さ」というコラムで、時が経つのを早く感じる理由を書きましたが、今回は又違う視点から…。


心理学に「ジャネーの法則」というものがあります。これは心理学者のポール・ジャネー氏が名付けたんでこういう名前ですが、要は「生涯のある時期における時間の心理的長さは、その人の年齢の逆数に比例する」というものです。ちょっとわかりにくいですね。

例えば、今うちの息子は7歳ですが、現時点での一生は7年です。つまり、息子の1年間の時間は1/7の時間となります。対して、僕は昨日36歳になりましたが、現時点での一生は36年です。つまり、僕の1年間の時間は1/36の時間となります。という事は、僕の5年間は息子にとっての1年間になるんです。そりゃー長く感じますよね。逆に言えば、僕は息子よりも1年を5倍早く感じている事になります。

まぁでもね、これも結局一緒なんですよ。「生きる速さ」で書いている事と。なんで月日の流れが早く感じるかというと、やはり大人になるにつれて新しい感動(刺激)が薄れるからみたいです。でも時間心理学により裏付けられたって事ですね。

「ジャネーの法則」を信じるならば、これからもどんどん感じる時間速度は上がっていきます。それだけ時間を無駄には出来ないって事ですね。有意義に1日1日を過ごしていきたいものです。





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