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2009年06月10日

●忘れ去られないために

よく「今日は何食べようかなー」とお店を探していても、思い浮かばない事ってありませんか?「今度はここに来よう」と考えていたお店があったとしても、その時は忘れちゃってるんですよね。で、後日そのお店の近くを通ったりすると、「あ、そういえばここに来ようと思ってたんだっけ…」と思い出すのです。

これはお店にとってみれば機会損失です。思い出してもらえなければ、来店してもらえません。つまり「覚えていてもらう」ための施策が大切なのです。

これは通常の会社でも同じです。利用したい時のタイミングで思い出してもらえなければ、「選択肢」という土俵にも上がれません。では、忘れ去られないようにするためにはどうすればいいのでしょうか…?


一番良いのは「継続して接触する」事です。接触とは実際に会う事だけではありません。メールや手紙、ニュースレターなんかもそうですね。これらはセールスツールであると共に、忘れ去られないようにするための接触ツールでもあるのです。

チラシやフリーペーパーなんかでもそうです。闇雲にばら撒いたって意味はありません。ただでさえ紙媒体の反応率は落ちているのですから、ブランディング戦略を用いてイメージを統一していく事が大切です。見ている人に繰り返しイメージを訴える手法ですね。

又、これらのツールは手元に取って置いてもらえるような「仕組み」を組み込んでおくことも大事です。何度も目にしてもらう事により、親密感、信頼感を高めていくのです。そして、それは「忘れ去られない」という事にも繋がっていきます。

お客様はそのサービスや商品がいつ必要になるかわかりません。必要になったタイミングで思い出してもらうためには、継続して接触し続ける事が有効です。双方向のやり取りが出来ていれば、必要なタイミングも把握できます。一発のインパクトも大事ですが、いつまでも覚えておいてもらうためには地道な積み重ねをしていきたいですね。(全く同じ接触では飽きられてしまいますので、その辺も考えていかなければいけないですけどね。)





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