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2009年05月22日

●天井のシミ

少し前に2chで話題になった文章があります。それがこれ!

こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく。

読めました?意外と読めちゃう自分にビックリですが、これもスプーナリズムの一種なのかなー?いや、脳の自動補完機能なのかもしれませんね。よく天井のシミとか壁の汚れが人の顔とかに見える事ってありますよね?あれは人間の脳が自動的に足りない情報を補完して、本来の形を見せようとしている現象のようですが、それと似ているのかも?


確かに、僕も小さい頃は天井の木の模様を怖いと思ってました。なんか人の顔に見えるんですよね。まぁその模様を見ながら、あの巨人とあの小人が戦っているとか、あの子とあの子は家族だとか、色々な空想をしたものですが…。思えば、小さい頃は布団に入ってもなかなか寝付けなかったものです。寝転びながら色々な空想をしましたし、親に内緒で少しの灯りだけで本を読んだりもしました。(それが原因で目が悪くなったのかも…。)

まぁそれが楽しかったんですよね。本来寝なくてはいけない時間に、別の行動をしている事自体が。大晦日とか、深夜まで起きている事が許された日も非常にワクワクしたものです。…残念ながら今はそういった「夜起きている事に対して」のワクワクはありません。それが大人になったって事なら少し寂しい気もします。

大人になるに従って失うものって意外と多いと思うんです。先に述べたちょっとしたワクワク感もそうですし、冒険心とか空想する時間とか、気づかないうちに「小さな何か」が少しずつ消えていっているような気がします。もちろん大人になってから得るものも多いんですけどね。

たまには童心に戻って、寝る前に色々な空想をしてみようかな?…天井のシミでも見ながら!





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