トップ >> 想いを語るコラム >> 生死一如

2009年02月23日

●生死一如

生死一如(しょうじいちにょ)という言葉に出会いました。仏教の言葉だそうです。仏教では「生」と「死」を別のものとして捉えません。生があるから死があり、死があるから生があるのです。

どんな人間にも平等に必ず与えられるもの…それが「生」と「死」です。漠然と生きていると、なかなか死というものを意識できませんが、誰も明日の保証なんてできないのです。今この瞬間の次の一瞬だってわからないのです。


でも、この「死を意識する」事ってすごく大事だと思います。死を感じなければ生の大切さをわかりません。そして生の大切さを感じる事が出来れば、無駄な時間の過ごし方はしなくなりますし、生きている事に感謝をするようになります。

死は必ず訪れます。その時にどんな死に方をしようと、実は問題じゃないんですよね。死を迎えるまでにどんな生き方をしたかが大切なのです。極論を言えば、「死に方」は自分で選べません。どんな死を迎えるかは誰にも分からないからです。でも「生き方」は自分で選ぶ事が出来ます。だからこそ「死に方」じゃなくて「生き方」なのです。

いざ死を迎えた時に後悔しない様に、今を懸命に生きて行きたいと思います。





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コメント

書籍で生死一如という言葉を目にし、グーグルで調べたらこちらに辿り着きました。
どんな生き方をしたか・・・まさにそうですね。何をするか以上に、なぜするのかが大切。そんなことを思うこのごろです。

今村さん、コメントありがとうございます。「今」の積み重ねが「過去」であり、その先が「未来」に続きますので、「今」を懸命に生きる事が本当に大切だと思います。

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