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2008年07月15日

●仕事に求めるもの

独立系では最後の生保と言われているネット生保「ライフネット生命」を立ち上げた岩瀬大輔氏が、仕事に何を求めるか問われてこう答えていました。

「一度しかない人生。その多くの時間を占める仕事に何を求めるか。自分は3つ。1つは互いに刺激し合える魅力的な仲間と過ごす事、2つ目は胸を張っていえる社会的な意義のある事。そして自分にしか出来ない、自分らしさを発揮できる場である事。」

…これまさに共感できます。人生のうちで最も多くの時間を占めるのは睡眠です。そしてその次が何かと言うと、多くの人にとって仕事なのです。優先順序じゃありません。実際に占める時間的割合です。それならば仕事に対して何か意義が無いと、何のために仕事しているのかわからなくなってしまいます。


そこで先ほどの岩瀬氏の弁。1つは仲間…しかも単なる仲間ではなく刺激しあえる仲間というのがポイントです。お互いに常に刺激を与え合い、切磋琢磨する仲間でないと意味はありません。これは弊社もつくづく感じています。できれば1人1人が何かの分野のエキスパートというのが理想です。昔ながらの言い方をすれば「一芸に秀でる」ですね。

2つ目は社会的意義ですが、確かにこれがあると仕事に対してモチベーションが上がります。そして会社がステータスになります。ただ、創業初期の段階では難しい面もあるので、志だけは持っておいて会社が軌道に乗ってから社会的意義を考えてもいいと思います。…というか、会社が順調に成長してくると嫌でもそれを考え始めるんですけどね。

そして3つ目が「自分らしい」って事…これ最近の風潮じゃないかと思うんですが、仕事に自分らしさを求める人って増えてますよね。でも、自分らしさを本当の意味で理解している人がどれだけいるでしょうか?大抵は「自分らしさ」という言葉を借りた「逃避」である場合が多いです。本気で自分らしさを追い求めるのであれば、そこには「覚悟」が必要です。

岩瀬氏も起業家であるわけなんですが、非常に考え方に共感が出来ます。やはり、起業家って同じような思考回路を持っているのかもしれませんね。





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