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2008年05月14日

●起業家の種

僕は反骨精神が旺盛だと思っています。というか、世の起業家にはそのような人が多いですね。長いものに巻かれたくない、組織の中に属する事が嫌い、自分の道は自分で開拓したい…等々。それらが良い事がどうかは別にして、そういう気概を持った起業家は多いです

まぁ一般的な反骨精神とは「権力に抵抗する気骨」のようなものを指しますが、権力に限らず、自分の意思を持ち、自分の表現を大事にして、曲げない信念を持つ事が起業家には大切ではないのかと思います。

これはその人の性格的なものもあるとは思いますが、どこかにその考え方の原点となるポイントがあるものです。で、僕の場合その原点がどこになるか考えていたら、なんとなく思い浮ぶものがありました。


それは父の影響です。親子なので似るのは当たり前かもしれませんが、父も僕も性格が似ています。父は、とある企業で長まで務めて退職しましたが、少し道をそれれば自分で起業する道を選んでいた可能性があります。(実際その道を選択しかけた感じも見受けられます。)そんな父の背中を見て育ったので、僕が起業するという選択肢を選んだのは自然の流れなのかもしれません。

小さい頃は父に「喧嘩するなら強いヤツに向かっていけ。弱いヤツと喧嘩するな。」という事を、繰り返し言われました。当時ヘタレだった僕はその意味を理解できませんでしたが、今ではよくわかりますし、これが今の僕の反骨精神のベースになっているのではと感じます。

又、車を買う時などローンの保証人を頼みに行くと「借金は絶対にするな。欲しいものがあればお金が貯まってから買え。」という事を言われました。これも当時は理不尽なものだと思いましたが、このおかげで人に頼らない精神を学ぶ事が出来ました。そして足るを知るというか、今の自分以上のモノを求めてもいけないなと言う事がわかりました。(これがわかったのはかなり後になってからですが…。)

それから、小さい頃から父が毎年連れていってくれた登山…実際これが一番僕に影響を与えているように感じます。登山で一番試されるのは忍耐力です。そして山頂に到達するという達成感(成功体験)を得る事が出来ます。自分が自分の足で歩み、その功績が認められたような気になるんですよね。自分で自分を誉められるというか…。

又、登山は僕が高校生になっても続きましたが、多感なこの時期にまで男と男の触れ合いが出来た事、そして父の背中を見ながら歩けた事、父の考え方に触れられた事が大きかったかなと思います。受験の年まで山登ってるんですから、今から考えればおかしな親子です。ただ、山での父は頼りがいがあり偉大でした。

なので、今から考えるとカエルの子はカエルと言いますか、この父があり僕があるんだなー…と思います。自分で自分の道を選んだような気になっていましたが、もしかしたら僕は父の手のひらで踊らされているだけなのかも…?^_^;





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