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2007年12月19日

●ほめてやらねば…

山本五十六の有名な言葉の一つに「やってみて、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」というものがあります。これは人に何かを教えるにあたっての指導者の心得を説いたものですが、なるほどと思わず唸ってしまいます。

会社を大きくすると言う事は「人」を育てると言う事です。そして会社を続けると言う事は「人」を動かすと言う事です。これが簡単なようで実は難しい!

多くの経営者はこの言葉に共感するのではないでしょうか?そして、組織の長としてリーダーシップを発揮するためには、まさにこれらの事を実践して行かねばならないのです。


まずは指導者が先頭に立ち「やってみせる」事が大切になります。「守・破・離」の考え方でも述べましたが、まずは誰もが「真似る」事から始めるのです。

次に詳しく説明する事。そのモノゴトの意味する事も含めて、わかりやすく説いてあげる必要があります。その次には実際にやらせてみる。失敗しても怒ってはいけません。いや、逆にどんどん失敗させるべきなのです。それが重要な経験になるのだから…。

そして最も難しいのがこれ…褒めてあげる事。結果はともかく褒める事が大切になります。なかなか褒め慣れていないと照れくさいかもしれませんが、この「褒める」と言う事は「認める」と言う事と同義語にもなりますので、どんどん褒めてあげる事が大切です。例え出来なくてもその努力を褒めればいいのです。決して叱ってはいけません。

ここまでしないと「人」は本当の意味で動きません。…って、ここまで書いて、このまま子育てにも当てはまるなぁーと感じています。子供を育てる事と社員を育てる事は一緒なのかもしれません。どちらも「愛」が大切ですしね!





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