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2007年11月20日

●続きはWEBで

今日の朝日新聞に気になる記事が載っていました。それは、WEB連動広告で検索窓だけ載せているのは誘導効果が0という記事です。今はクロスメディア戦略が流行ってて、TVやラジオからもチラシからも、名刺や会社パンフレットでさえ、最終的にはホームページに誘導する方式が主流です。まぁ理にかなっていますしね。

でもこの記事によると、ただ単にインターネットの検索窓に商品名などを入れて見せるだけでは、誘導効果が無いとされています。ちなみに数値で言うと、検索窓にキーワードを示しただけでは1.06倍の増加にしかならず、ナレーションやクリック音などを加えると2.9倍にまで増えたそうです。

これ当然といえば当然です。


ただ単にURLが書いてあったり、検索窓にキーワードが表示されているだけでは誘導効果はありません。行動を促さなければ効果は出ないのです。チラシなんかも同じなんですが、チラシの難しいところはモーション(動き)が出せないところ…だからこそ文章やレイアウト、デザインで誘導しなくてはいけないのです。

ホームページも同じですよ。最終的に誘導したいページがあったとしても、上手に見ている人を導いてあげないといけません。そしてここでいう導くとは、単に「次へ」「次へ」で導くだけではないのです。必要なページを経由し、最終到達目標ページにたどり着いた時点で、行動意欲が増していなければ意味が無いのです。

流行だからと言って、形だけ理解し、表面だけ真似てもダメなんです。本質は何かを理解し、自分のパターンに応用する必要があるのです。「続きはWEBで」の本質を理解する事が大切ですよ。





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