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2007年11月13日

●きっかけの提供

本日はお客様とチラシのお打ち合わせをしてきました。チラシで重要なのは「どう伝えるか」ではなくて「何を伝えるか」です。伝えたい事、理解してほしい事を明確にお客様の心に響かせる必要があります。

そんな中、もうひとつの要素として「きっかけ」を提供してあげる事も大切なんです。ニュースレターやDM、そしてチラシも読まれなければ意味がありません。そして読んでもらえても行動を起こされなければこれまた意味はありません。いや、厳密には意味はあったりするのですが、だいたいにおいて人は目に見える反応を求めるものです。


消費者って意外と忘れがちです。後でしようと思っていて、そのまま忘れてしまう事って多いです。だから、それを思い出させてあげる事と、行動を喚起させる「きっかけ」を提供してあげる事って大切なんです。

こんな例で恐縮ですが、例えば昔よく聞いていたアーティストのアルバムがあるとしますよね。でも時代と共に聞かれなくなってくる。それがある時ベスト版が発売される。懐かしい想いで聴いてみると、これがやっぱりいいんです。で、昔のアルバムも聴きなおしたりするんですが、これもベスト版を聴くという「きっかけ」がなければ聴き直そうなんて思いもしなかった事でしょう。「きっかけ」って大切なんです。

じゃあ自社ではどう応用すれば言いか?どのようなきっかけを提供すればいいのか?一人じゃあ、なかなかいいアイデアも思い浮びません。できれば異業種の第三者を交えてブレーンストーミングをするといいんです。

今日もそうだったんですが、弊社はお客様と共に考えます。もちろん弊社の経験もお話ししますし、使います。でも「お客様自身に考えて頂く」事も大事なんです。チラシに限らず、この意識が無いと結局は全てが人任せになってしまいます。

弊社が毎月管理報告にお伺いしているのは何も報告だけではありません。共に悩む時間でもあるのです。だからお気軽になんでも相談してもらえればと思います。(まぁ今のお客様は弊社の姿勢をわかっているので、毎回相談攻めなんですけどね…。^_^;

この次はどんな話が出るんだろうと毎回お伺いするのが楽しみであると共に、相談された事には明確なお答えが出来るよう、そして常に有益な情報を提供できるよう、勉強は欠かせません。弊社とお客様の関係は、お互いの信頼の中に少しの緊張感が見え隠れする心地良い関係です。これってすごい財産だと思います。





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