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2007年10月19日

●性悪説

SEO対策が一般化し、スパム的なSEO手法を使う企業も増えてきました。もちろん検索エンジンとしては不正なSEO対策には目を光らせており、アルゴリズムにどんどん反映させています。最近では有料リンクに鉄槌が下りましたね。これからはリンクを売る方も買う方も注意をしなくてはいけません。特に今リンクを買っていて、そこがペナルティを食らった場合は下落が激しいようです。

ただ、検索エンジン側が目を光らせているだけではどうしても限界があります。そこで検索エンジン側が導入したのが「通報」という手法…。


これは、例えばライバルサイトがスパム的な手法を使って上位に表示されているようでしたら、それを検索エンジンに通報する事によってライバルサイトの順位を下げ、自社URLを上位に上げるという方法です。もちろんライバルサイトがスパム的手法を使っていなければ通報しても何の意味もありません。

ネガティブなやり方ですが、実はこの「通報」って意外と多いのです。もっと生産的な事に力を注げばいいのに、人の足を引っ張る事を喜ぶ人も多いのですね…。個人的には不毛な努力だと思いますけど。

ただ、最近の検索エンジンはこの「通報」を結構重視しています。スパム的手法も巧妙になってきており、いたちごっこでなかなか対応が難しいんでしょうけど、でも「通報」に頼る検索エンジンの姿勢って結局「性悪説」が前提になっているんですよね…そう思うとちょっと悲しい気がします。

スパムを行う方も行う方ですが、それを見つけて足を引っ張るというのもなんか間違っています。やはり地道な努力に勝るもの無し。長いスタンスで正攻法のSEOを仕掛けていくのが王道なんです。そして、一番大事な事はSEOではないと言う事に早く気付く事が大切です。





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