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2007年06月10日

●記憶せよ

本をよく買ったり、仕事上の資料をためておく人がいます。いつか使うであろう「知恵」を取っておくんですね。今だとパソコンなんかもそうではないでしょうか?ネットで入手した資料なんかをフォルダに取ってありませんか?

でも、そういう資料を実際に使う事は稀です。そういう資料は一度破棄して、使う時に再度集めればいいんです。情報は常に更新されていくものですし、せっかく取ってある資料もその時には使えないかもしれません。


勘違いしないで下さい。後の事を考え、集めた資料を取っておく事は良い事です。でも、それが整理されていていつでも取り出せる状態になっていなければ意味が無いのです。

一番良いのは「記憶」してしまう事です。記憶してしまえば資料は必要ありません。頭の中も整理できます。何より、記憶する事の最大のメリットは「仕事が早くなる」って事です。記憶している事は、最短の時間で必要な情報を見つける事ができます。必要とする情報そのものを覚えていなくても、必要な情報を見つけるための最短の道を見つける事はできます。

又、記憶しているって事はその事柄自体を「腑に落としている」って事です。人は腑に落とすと思考が早くなります。当然ですね。腑に落ちるって事は完全に理解しているって事ですから…。

もちろん、全ての事が記憶すれば良いというわけではありません。しかし、スピードを求めるのであれば記憶は不可欠。意味のないような事でも後で何かに役立つ事があります。その時に時間がかかってもきっと後で挽回できるはずです。

大切だと思った資料は、なるべく取っておかずに記憶するようにしてみて下さい。きっと頭の回転が早くなると思いますよ。





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