●姿勢を変えろ
以前「捉え方次第」という記事を書きましたが、これは結局本人の姿勢の問題なんです。モノゴトに向き合う姿勢ですね。
同じ現象を見ても、見る姿勢で感じ方は全く異なります。「自分は成長したい」と思っている人は何事も貪欲に取り込もうとするでしょう。自分の頭で考えようとするはずです。対して、何も考えずに見ている人は見ているようで見ていないのです。視覚には入っていますが脳には到達していないのです。
見る事は誰でも出来ます。でも見た事を生かすかどうか、そこから何を学ぶかはあなた次第。あなたが自分で考え、どう噛み砕いて理解していくか…ここに「見る」というコトの本質はあるのです。つまり、見ただけでは何の意味もないのです。
基本的に人は快楽主義です。楽な方、楽な方を選びがちです。心地の良いものは見たがりますが、見たくないものは見ません。楽しそうな話には耳を傾けますが、聞きたくない話には耳をふさいでしまいます。それも無意識のうちに！
つまり、あえて「苦」の道を選ぶような生き方をしていかないと、なかなかモノゴトの本質というものは見えてこないのです。見たくない現実に目を向けていかないと、成長は出来ないのです。
あなたは何を見ていますか？何を感じていますか？意識して「見る」ようにすると、今までとは違うものが見えてくるかもしれませんよ。
| << 前の記事（顔を見せる） | 次の記事（メラビアンの法則）>> |