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2006年08月25日

●見えるものと見えないもの

世の中には見えるものと見えないものが存在します。他の人には見えるものでもあなたには見えなかったり、逆に他の人には見えないものが、あなたには見えたりもします。

これはオカルト的な話ではなく、脳が認識しているかどうかの差なんです。脳が認識していなければ、それはそこに無いのと同じ事なんです。あなたの興味がなければ視覚的に見ようともしないでしょうし、例え視覚的に見たとしてもそれは脳内にイメージを作りません。

つまりは「意識」の差なんです。


人は「自分が意識している事」しか見えません。意識しなければ何も見えないのです。

これはアンテナを立てるという話にも共通しますが、「意識する事」を意図的にし始めると、見えなかったものが飛躍的に見えるようになります。

世の中には見えていない事が多すぎるんです。それだけ情報の波が氾濫しているんです。だからこそ、人間は無意識に自分に必要な情報だけを集めるようにしているんですね。全てを受け止めると情報の波に飲み込まれちゃいますから。

でも、意識的に情報を得る…つまりは、必要な情報を意識するようになると、見えていなかった事の多さに気付くと思います。そして、必要ないと思っていたものが必要と気付いたり、どうでもいいと思い込んでいた事が、実は大切な事に密接に絡んでいると気付いたりもします。

見えなかったものを見るようにしてみませんか?見るも見ないもあなた次第です。見えても見えなくてもさほど大きな違いはありません。でも、「見えている人」は気付きのスピードが違います。自身を成長させたいと思ったら、まずは「見る」事から始めてみませんか?





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コメント

子ども達との生活の中にも、獲得されたが故に無意識になっていることが多いのですが、あえて意識して歩かせたり、登らせたりしています。
すると、普段見えなかった物事がよく現れます。
意識から無意識へ。逆に無意識から意識へ変換することも時には必要ですね。

人(子ども)を成長させようとする時に「意識させる」事は非常に大事ですね。実は、無邪気なだけに子どもの方が見えているものが多かったりもするんですが…。

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