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2006年08月22日

●リスクとリターン

何をやるにしてもリスクというものは付きまといます。一般的にはリスクが大きいほどリターンも大きいとされていますが、いくらリターンが多くてもリスクが大きいとなかなか一歩が踏み出せません。

これは100%のリターンが保証されていないからです。もし確実なリターンが保証されていればいくらリスクがあっても行動する事が出来ます。でも、そんな事はありえないですし、面白くも何ともありません。それは「挑戦」ではなく機械的な「作業」になってしまうからです。

では、どういった条件の時に動けばいいかと言うと、その条件は人によりまちまちですので難しいのですが、基本的にはリスクとリターンの割合やその質で判断すると良いでしょう。


世の中の事は全てリスクとリターンで成り立っています。例えば飛行機なんかもそう。落ちるかもしれないと言うリスクを背負いながら時間の短縮というリターンを得るんですね。人を雇うのもそうです。戦力というリターンを期待して人件費というリスクを背負うのです。

そして、リスクの可能性が少ない時(もしくはそう思われる時)人は行動に起こします。大小問わずリターンを求めて動くわけです。その時リスクの割合とリターンの割合どちらが大きいかというのはひとつの指標になります。もうひとつはリスクの質とリターンの質ですね。リターンの質が高ければリスクが多くても行動する場面かもしれません。

一番動きやすいのはローリスク・ハイリターンですが、世の中っていうのは上手く出来ていて、ローリスク・ローリターン、もしくはハイリスク・ハイリターンな事柄が多いです。

損得勘定で動くのが全てではありませんが、どれくらいのリスクを持って動く事ができるか、自分自身の指標のようなものを持つと良いでしょう。ただ、リターンばかりを追い求めては絶対にうまく行きません。目先の利益ばかりを考えてもうまくいかないんです。

その辺の兼ね合いを考えながら、道の「選択」をしていく事が大切ですね。





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