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2006年07月05日

●人財の育成

本日お伺いした美濃のお客様のところで、スタッフの育成についてのお話になりました。経営者にとってスタッフの育成は難しい課題のひとつです。

会社は突き詰めると人で成り立っています。個人事業であってもそうです。1人の「人」から成り立っています。人が多くなればなるほど規模が大きくなり、出来る事も増えていくのです。これはどんな大きな企業でも同じ。突き詰めると、一人一人の「人」の集合体が会社であり、企業なんです。

人材って実は「人財」なんです。つまりは人=スタッフが会社の一番の財産なんです。


では、スタッフを伸ばすためにはどうすればいいのか?…それは、自分を成長させようという意識を持たせればいいんです。スタッフの成長は会社の成長にそのまま結びつきますから。

そのためにはスタッフ自身の意識レベルを変える必要があります。意識レベルを変えさせるには色々な方法がありますが、手っ取り早いのはトップ(経営者)を尊敬させる事。でもそのためには、口先(理論)だけでなく行動で示す必要があります。

それには常にスタッフの先を歩んでいる必要がありますし、自分自身も常に成長していかなくてはいけません。トップとしての負担は大きくなりますが、行動によって動かされた心は揺るぎにくいです。

他にも色々な方法はあります。愛社精神を持たせるのもひとつの方法ですし、仕事に誇りを持たせる事もひとつの方法です。そのスタッフが、いかに会社にとって、自分にとって必要かを感じさせてあげるといいでしょう。


特に右腕と呼べるスタッフの育成は難しいですね…。この場合は仕事的な能力よりも、人として信頼できるかどうかが判断基準となります。経営者と従業員も結局は信頼関係なんです。仕事が出来るに越した事はありませんが、それは他の優秀なスタッフにまかせておけばいいんです。右腕には、能力よりもまず「信頼」を求めて下さい。

そして重要なのは、あなた(経営者)自身も信頼されなければいけないという事。そのためには会社の軸をぶれさせてはいけませんし、信頼を裏切る行為をしてはいけません。スタッフに対して責任を持つ…これもトップとして大切な事です。





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