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2006年05月27日

●Windows Vista

今年の年末とも来年1月とも言われているWindows Vistaの発売ですが、まだまだ延期する可能性が出てきました。まぁ元々2003年出荷予定から遅れに遅れていますので、いまさら驚きませんが…。

最近ベータ2が出たのですが、それに対するフィードバックが済んでからになりそうです。ちなみにベータ2の画面イメージは以下のアドレスよりご覧頂けます。

絵で見る「Windows Vista」ベータ2

画面イメージはMACに近づいてきたような気もするのですがどうでしょうか?


どんなプログラムもそうですが初期出荷版にはバグがゴロゴロ残っています。というか、これだけ大きなプログラムになってくると、バグを完全につぶすのは不可能とさえ言えるかもしれません。そのためにMicrosoft Updateが付いているんですけど…。

プログラマー的な視点から見るとバグはあって当然とも言えます。いや、ホントはあってはならないもんなんですけど…。^_^; でも、プログラムとバグは切っても切り離せない関係なんです。

バグをつぶしていく工程をデバッグと呼びますが、この工程はリスクマネジメントと似ています。どれだけ起こりうるべき事を想定し、あらかじめ対処しておく事ができるか。そして細かい所にまで目を配らせ、2重3重のチェックとテストをし、穴をつぶす事ができるか…。

プログラマの性格も意外と重要です。いい加減な人の作ったプログラムはいい加減です。だから、複数の人物による「検証と改善」この繰り返しを行って市場の出荷に進むんですね。

それでも人の作ったプログラムほどわかりにくいものはありません。いくら仕様書があってもです。それがWindowsレベルのプログラムになると仕様書だけでも膨大でしょう。穴を完全につぶすのは不可能でしょうね…。


個人的にはVistaにはあまり興味がありませんし、飛躍的な進歩は無さそうだと思っています。それよりも心配なのはアプリケーションの互換性ですね。あと、お客さんが先にVistaを買った場合の操作説明とか。(まぁ直感的に操作できると思いますが…。)

一番心配しているのは最新OSに伴うブラウザの進化…つまりIE7のサイト表示なのですが、もうひとつ困るのは、OSが変わるたびにPCのセッティング方法が変わるという事です。ネットの接続設定であるとか、同じ機能があっても場所が変わっているとか…。つまり今までの知識が一瞬で古い知識になってしまうんです。(全く無駄にはなりませんけどね。)

何事も進化していく事が当たり前なので、これは仕方の無い事です。避けられません。ただパラダイムシフトのような大きな進化はそうそうあるもんではありません。少しずつ進化していく時代と環境に適応していく事が必要ですね。





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