●他生の縁
「袖すりあうも他生の縁」という有名な言葉があります。「多少」じゃないですよ、「他生」です。他生とは前世や来世の事です。つまり「他生の縁」とは、今世だけではなく前世や来世、そして隔世や代々の縁の事を指します。
袖をすりあうくらいの些細な事でも、他の生（特に過去生）のご縁は生き続けています。そういったご縁からなる出会いを何度も体感すると「全ては必然」という理解が深まっていくんですね。どんな些細な事でも何か意味があるんです。
縁って不思議なものです。こうやってこのブログをあなたが読んでいるのもひとつの縁。実際このブログから始まったお付き合いもあります。自分から行動する事によって縁はどんどん広がっていきますが、全てが必要な縁ではないので良縁と悪縁を見極める目を持つ事も大切です。
予期せぬ出会いから紐解いていくと実は縁が繋がっていたという事も少なくありません。そういうものは元来の縁です。縁（エン）ではなく縁（エニシ）なんです。いつかは交わる縁だったんですね。そういう縁ほど大事にしなくてはいけません。
特に代々の縁、先祖の縁なんてのは先祖の徳が絡んでいます。過去生とは先祖の生を指す事が多いですが、先祖の徳が回りまわって今のあなたに返ってきているんですね。
そうやって考えると、人に何かした事はいつか自分に返ってくるって事です。それが良い事でも悪い事でも。自分に返らなくても将来の子孫に返ってきます。
なのでいつもいろいろな人に「愛」を与えていきたいですね。それはいつか自分や子孫に「愛」となって返ってくるはずですから…。
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コメント
愛っていいですね！
私は今までの人々との出会いに感謝して、これから出会うだろう人々に期待して、いつもワクワクしています。
ちょっと変わってますかね？笑
Posted by: エルパッションFC山田 | 2006年05月21日 20:09
新たな出会いはワクワクするものです。でも、今までの出会いに感謝できる人は少ないです。そういう意味では山田さんは素晴らしい。
今までの出会いを大切にすればするほど、新しい出会いも加速度的に増えていきますよ。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2006年05月22日 06:31
はせのぶさんブログで、いつもお世話になっております。 悪友のおにぎりです。
「ご縁」のお話を中心に、ザアーっとで失礼しましたが、拝見させていただきました。
今日の陽射しのような、力強い光を感じました。 ありがとうございました。
また、おじゃまさせてください。
Posted by: おにぎり | 2006年06月06日 07:01
おにぎりさん、こんにちは。はせのぶさんのところではいつも拝見させて頂いております。
「ご縁」の話はなかなか理解が難しいと思いますが自身が何度も経験すると腑に落ちるようになります。
おにぎりさんのブログにもお邪魔させてもらいますね。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2006年06月06日 07:56