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2006年04月14日

●頭がいい人

小学生や高校生の頃、「頭がいい」ってのは勉強ができる子の事を言ってませんでした?でも、社会に出てみたら学校の勉強なんて何の役にも立たない事に気付かされるわけです。まさに大学に入るためだけの勉強ですね。まぁ、それはそれでいいと思うんですけど…大学で学ぶ事も大きいですし。

ただ、sin()、cos()とか微分積分なんてほとんどの人が使わないわけですよ。実際問題として。(まぁ僕は以前プログラマーやってた頃に使ってましたが…。)徳川の将軍を全部覚えていたとしてもそれは趣味の範疇を出ないわけです。その人の幅の広がりを表す事はできるので、広い意味で役に立つともいえますけどね。

基礎知識は基礎知識として必要ですが、必要ないと思われる学習内容についてはもっと実践的な内容に変えればいいと思いませんか?マーケティングとか営業スキル、経理知識とかね。あと今だと株とかも人気高いんじゃないですか?(株を教えている学校もあるみたいですけど。)

特にパソコンスキルは今後仕事の上で切っても切れない関係になっていきます。今は小学校から習っているようですが、正規教科として小中高一貫で教えていってもいいんではないでしょうか?


さて、ビジネスの世界で「頭がいい人」っていうのはどんな人だと思います?

…それは「頭の回転の速い」人です。

お客様の質問に対し、自分の知識を総動員して瞬時に的確な返答をする。ふと沸いたお客様の疑問に対して納得できるような解決方法を提示してあげられる。状況を瞬時に判断し、その後の将来像までもを描き、瞬時に判断する…。

選択する力」という記事でも書きましたが、人生は選択の連続です。しかも瞬時に判断を下さなければいけない事態も多いです。そのような時に的確な判断を下せる頭の回転の速さ…これが経営者としての才覚です。

そしてこの「頭の回転の速さ」を持っている経営者って言うのは伸びるわけです。的確に物事を捉え判断ができますから、正しい選択ができる確率が高いわけです。そして正しい選択を繰り返していけば伸びるのは当然ですよね。

頭の回転を早くするのは一朝一夕ではいきません。見識を深め経験を積む事が必要です。そして重要なのは状況を判断する能力と、そして選択する力を磨く事。お客様に瞬時に返答する能力も、実は複数ある返答候補の中から一番お客様のためになる答えを「選択」しているに過ぎません。この場合は複数の答えを思いつく能力とそれを選択する能力が必要なわけなんですが、より重要なのは選択する能力なんですね。

まずは何にでも興味を持ち、物事の裏側にある本質を見抜くように心がけてみて下さい。そうすると自然と「常に自分で考える」習慣が身につきます。そしてそれは「頭の回転を速く」する事にも結びつきます。

「頭の回転の速く」するには本人の意識が一番大切。そして継続して考え続ける意志が大切です。





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コメント

やべぇ・・・ソレガシ徳川家康から・・・慶喜まで言えちゃう・・・。因みに足利尊氏から足利義昭までも言えちゃう・・。

いや、青侍は言えなくちゃおかしいでしょ?^_^; なんてったって「侍」なんですから。

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