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2005年08月01日

●人と言う最終兵器

今日は印刷会社めぐりをしてきました。最近はチラシを作って欲しいとか、封筒を作りたいというお客様も多いんです。数百枚単位であればプリンターレベルでも対応できますが、さすがに数万単位となるとどこか印刷所に頼んだ方が、早いし安いし確実です。

そこで周辺の印刷会社を3市に渡って一気に回ってきました。印刷の知識は全く無いスタートでしたが、1軒2軒と回るうちに印刷の世界がだんだん見えてきました。そして、印刷技術の違いも…。

昔ながらの小さい印刷屋さんは、昔ながらのアナログ的なやり方をしているところが多いです。小さいながらも2代目らしき方とか、常に先を見ているところや業務の効率化を考えているところなんかは最新技術を導入している場合が多いです。

従来の方式、現在の主流の方式、どちらも一長一短があります。使い分けをしている印刷所さんもありました。そして現在の印刷方式自体をとってもたくさんの印刷方式が…。正直どの印刷方法を取ればいいのか迷うところですが、その辺は印刷所さんにお任せしておけば、品質重視、コスト重視等お客様のご希望により最適な提案をしてくれるようです。


しかし、デジタル媒体の入稿が主流になっている今、昔ながらの方式は正直時代遅れの感を受けました。でも最新の設備は高いので設備投資も出来ないんでしょうね…。気になったのは昔ながらの方式も今の方式も1枚当たりの金額があまり変わらない事です。それだったら最新設備が揃っている方が、入稿後の修正も簡単なような気がします。

弊社も長くお付き合いが出来るところ1社に絞りたいのですが、今回色々な印刷会社さんを見て回って思った点。

結局最後は人なんだな…という事です。

金額はどこも大きく変わりません。そうなってくると、弊社に対してどのような対応を取ったか…という第一印象的な部分、要は「人」の部分で付き合って行きたい会社かどうかが決まります。(金額が大きく違えば話も違うでしょうが、ほんの少しの差であればやはり「人」だと思います。)

弊社は印刷に関しては素人なわけで、何もわからない状態で聞きに行ったわけです。最後の方ではだいぶ知識も付いてきましたが、それでも入稿方法をしっかりと説明してくれる会社、その他印刷の方法や知識についても説明してくれる会社、親身な対応の会社、つっけんどんな会社、そもそも最新技術に疎い会社…色々あるわけです。

やはり我々も人ですし、今後長い付き合いになる事を考えても、親身に対応してくれる会社を選んでしまいます。

金額で競争できない時もそうですが、勝てる武器が無い場合は最後は「人」です。そして「対応」や「親身な姿勢」です。その事に気付かず、もしくは忘れてしまっていてお客様を逃してはいませんか?

ひとつ基本的な事を思い出させてくれた今回の印刷会社めぐりでした。





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