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2005年06月25日

●袖すりあうも他生の縁

人の縁って非常に大切ですよね。特に事業を始めてからは強くそう思います。人脈じゃないですよ。「ご縁」と言うものです。

元来「ない縁」を結び付けるのは条理にかないません。しかし、「ある縁」を生かさないとすれば、それはその人の問題なのではないでしょうか?

柳生家の家訓より一節。

「小才は縁に逢って縁に気づかず、中才は縁に逢って縁を活かさず、大才は袖触れ合う他生の縁もこれを活かす。」


人の縁って難しいですね。小さな縁を上手に利用する人も居れば、見逃す人も居る。今の僕は中才かなー?^_^; 大才になろうと努力はしているんですけどね。なかなか。

とは言えども、おかげさまでたくさんの「ご縁」に恵まれて今の我々があります。そういった意味からも、我々の方針として「人と人とのご縁」は最重視しております。そして「ご縁」を「信頼」へと変える…というのが我々の基本理念です。

よくWIN-WINの関係と言いますが、我々の目指すのはWIN-WIN-WINです。まずお客様のお客様に喜んで頂く。そしてお客様に喜んで頂く。ありがとうと言われて最後に我々が喜ぶと言う、3者WINの関係です。


今回は「ご縁」を大切にすると言うハナシですが、矛盾する話としてカスタマーファイヤーと言う考え方があります。(カスタマーファイヤについては又今度詳しく書きます。)そして、皆さんも良くご存知の2:8の法則。

ご縁には2種類あると思うんです。「良縁」と「悪縁」。どちらも「ご縁」です。当然生かすべき縁は「良縁」でなければいけません。

ご縁を頂いても我々はこちらからお断りする場合があります。(例えば信頼関係を築く事のできないお客様なんかですね。)

そのようなお客様(悪縁)にかかわるよりは、我々を必要としているお客様(良縁)を1人でも多く助けたいからです。お互いが成長していけるような関係がベストですね。

先ほどの家訓を商人風に言うなれば、

「小才は縁に逢って縁に気づかず、中才は縁に逢って縁を活かさず、大才は袖触れ合う他生の縁もこれを活かす。ただし悪縁は縁に非ず。天才は悪縁を活かさず良縁のみ活かす。」

とでもなるのでしょうか?

うーん、FolksWorksの社訓にでもしようかな?^_^;





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