トップ >> 想いを語るコラム >> 踊らされる資格

2005年06月23日

●踊らされる資格

最近は色々な資格が増えてきました。中には何の資格なのか全くわからないような資格もあります。又、ア○バに代表される詐欺まがいの資格まで出てきました。

一体何のために資格をとるのでしょうか?

スキルアップ、就職のため、将来のため、…いろいろな理由があると思いますが、本当にその資格が欲しいのかどうか自分に問い掛けてみて下さい。

資格はあくまで資格です、別にその資格が無くてもそれについてのスキルがあれば、自分に自身を持っていいと思います。高い金を出して受験する必要は全く無いと言えるでしょう。


MOUS検定、一太郎検定は、最近の世間の常識では全く通用しません。履歴書に書いたら面接官に笑われる事もあります。

情報処理技術者試験センター(日本情報処理開発協会)くらい認知され、信頼できる協会の資格でさえ疑問が湧きます。シスアドに代表される何に通用するのかさっぱりわからない資格、基本情報処理や、その上級試験に代表される、実際では有り得ないケースばかりが試験内容として出題される資格…。

いったい何のための試験、資格なのでしょうか?

ちなみに、私も一時期、情報処理試験を受けようと思った事がありましたが、途中で止めました。あまりにも実践とかけ離れている出題ばかり(知識として持つのはいいですが…。)で、意味が無いと判断しました。もちろん、この辺りの資格は持っていればハクが付くし、給与にも影響します。しかし、その資格をとるために必要とする自分の時間を考えるとその価値はないと判断しました。代わりに過去問を片っ端から読破し、その資格を所持している人に笑われない程度に自分のスキルを上げるようにしました。

自分のスキルに自信があれば、資格の有無なんて関係ありません。特に情報処理の世界はいかに実践で通用するかだと思います。資格取得を趣味としている人なら別に構いませんが、くれぐれも資格(と資格取得を仕掛けている会社)に踊らされないようにしましょう。





この情報は役に立ちましたか?  

お役に立ちましたら「はい」をクリックしてランキングへのご協力をお願いします。


<< 前の記事(生きる速さ) 次の記事(成功の法則)>>

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.folksworks.com/blog.folksworks.com/mt/mt-tb.cgi/22

コメントする