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2005年06月22日

●生きる速さ

本来であれば「時間」というものは全ての人の平等で、均一であるはずです。でも「時間の感じ方=生きる速さ」は、人によって、年齢によって違ったりします。(僕も30歳を過ぎましたが、20歳を過ぎた辺りから時間が経つのがスゴク早くなったような気がします。)

例えば阪神大震災。ついこないだ起きたと思っていたらもう10年も経っていました。(そう言われてみれば大学時代に論文で取り上げたような…?)

例えば年末。毎年毎年「今年ももう終わりか…」と思い、1年が経つのがスゴク速く感じます。

例えば日々の日常。いつの間にか一日が終わっていきます。


なぜ歳を取るほどそう感じるかわからなかったんですが、最近納得がいく答えを見つけました。(結構有名な事らしいですね。)


時が経つのを速く感じる理由で一番有名なものは「新しい刺激が少なくなるから」だそうです。

いくつか実例を交えて説明すると…

例えばサラリーマン。毎日が同じ事の繰り返しで、仕事が終わったら家に帰って寝るだけ。(少し前の僕です。^_^;)こんな生活じゃあ1年があっという間に感じます。1年で印象に残っている事が全く無かったりします。

例えばどこか初めての所にドライブに行く。行きと帰りでは時間の感覚が違います。帰りの方がスゴク早く感じます。帰りには、行きに見た景色をもう一度見るので、刺激を少なく感じ時間が早く感じるようです。(ただし、コレの不思議な点は実際にも早いという事です。誰か理由を知っていたら教えて下さい。)

例えば旅行のスケジュールを立てる。旅行の日までスゴク長く感じませんか?日常の中のイベントと言う刺激は、時間は長く感じさせます。

例えば小学校の頃。1日がすごく長く感じませんでしたか?遊んでも遊んでも日が暮れない…みたいな。これは、毎日が新しい刺激の連続なので、時間をすごく長く感じていたんですね。


こうやって聞くと、なるほど納得という感じです。「新しい刺激が少なくなる」という事は「経験が増えた」という事にも繋がるのですが、それでも日々刺激的な毎日を送りたいものです。

今の僕は結構時間を長く感じてます。間違いなくサラリーマン時代よりは長く感じてます。それでも時間が足りないのはタイムマネジメントがヘタクソなんですが、これは又別の問題としましょう。

特に起業元年のこの1年は刺激の連続、勉強・成長の毎日です。新しい事、新しい展開が次から次へと出てきます。非常に濃い1年を過ごしていると思います。(だから起業してから今まではすごく長く感じます。)

これからも濃い一日を過ごし、生きる速さを遅くしたいと思います。これはサラリーマンから抜け出し、独立したものの特権なのかもしれません。





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